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髪がオレンジ色に退色するのって何で?

こんにちは。

新宿三丁目の美容室で働いてる美容師の田中@shin1afloです。

今回の記事はカラーをされている方だと、悩みの種である髪がオレンジ色に退色してしまう悩みを解決して行こうと思います。

では今回もよろしくお願いします。

髪はなぜオレンジ色に退色するのか?

その理由の一つにお客様一人一人のメラニン色素が大きく関わってきます。

メラニン色素って何?

メラニン色素とはもともと人間が持ち合わせている色素の事です。

メラニンには2種類ありまして

アジア人に多く含まれている『ユウメラニン』(真メラニン)と欧米の方に多く含まれている『フィオメラニン』(亜メラニン)と言うメラニン細胞が存在しております。

このユウメラニンの量が多いと黒っぽくなる傾向にあり、逆にフィオメラニンが多いと赤毛になります。

そして両方のメラニンが少ない場合はブロンドよりになりやすい。

そしてメラニンの性質として、水には溶けない分子なのですが、パーマの1剤などによっては髪が少し溶けていくので少し髪が明るくなっていきます。

ブールや海などの塩素も同じでメラニンを溶かしていきますので、髪が少しずつ明るくなっていくのです。

カラーをされる方はこのメラニン色素がかなり重要となってきます。

そもそも日本人(アジア人)はユウメラニン細胞が多く含まれている毛髪をしていますので、もともとの髪が黒やこげ茶っぽい色になりやすいのです。

ですので美容室やお家で髪を染めて、どんな綺麗にしても元々のメラニン色素の構造上オレンジっぽくなってしまうのです。

何してもオレンジになるの!!?

いいえ。

もちろんそんなことはありません。

日本人の髪質上、元々のユーメラニンが多い為、黒や赤っぽくなるのですがこれを完全に落とすには、

そう

ブリーチを使用する事。

最近ですとブリーチと一緒に混ぜてカラーを行う、ケアブリーチブリーチサプリなどが出てきましたので、こちらを使用していただけますと、髪の負担も少なく髪のメラニンだけを分解してくれます。

ブリーチサプリに関しましてはこちらの記事に詳しく書いてますので是非ご覧くださいね。

ここで色のお話なのですが、

色の三原色と言うのは聞いたことがあると思います。

この世の中のすべての色(無彩色、白やグレーは除く)は赤、青、黄ですべての色は作れるんです。

そしてこのメラニン色素も同じで、人によってはこの中の赤や青、黄色の配合量が違ってくるというわけです。

赤みが強い髪の方はもちろん赤の分量が多い。

※例えば、上記の方は赤味が強い髪質です。

少しくすみのある方は赤の分量は少なく、逆に青の色素が多めに入っている。

このような髪質の方は髪が退色するとオレンジ色ではなく、黄色味がかった色に変化していきます。

そして極まれにいらっしゃる方が灰色っぽい色の方。

これはもちろん赤の色素は少なく、黄色と青の色素がかなり他の方よりも多いという事となります。

そしてこのメラニン色素の配合量は遺伝子や生活環境などによって変化します。

少しメラニン色素のお話が長くなりましたので、このあたりで。

オレンジ色に退色するのを防ぐには?

では、オレンジに退色してしまうのを防ぐやり方などを、もう少し掘り下げてお話していきます。

少し例を出しながらお話しして行きますね。

Aさんというお客様がいらっしゃるとしましょう。

このお客様がご来店されて、髪を最近人気の『グレージュ系カラー』にされたいとしましょう。

グレージュとは『グレー』『ベージュ』の合わさった色となります。

他にもブルージュ、ブランジュなどと行ったカラーがあります。

Aさんは2ヶ月前にカラーを行い、髪の色が退色しています。

根元の部分は黒く伸びていて、中間から毛先の部分まではオレンジ色に退色しています。

※このような状態ですね。

この状態で、普通にグレーとベージュを混ぜ合わせたカラー剤を塗ってもグレージュにはなりません!

人によってはグレージュというかもしれませんが、おそらくオレンジ色が残ってしまいます。

これは先ほどから何度も話していたメラニン色素が邪魔をしているんです。

ちなみに先ほどご紹介させていただいたお客様は、オレンジ味を抑えながら綺麗なアッシュ系のカラーに仕上がりました。

なのでしっかり綺麗なグレージュ系にされたいのならオススメのやり方はこの2つ!

①ケアブリーチを使ってまず髪の中のメラニン色素を破壊(赤のメラニン色素を少なくする)してあげる方法。

②青の色素が濃いカラー剤を使用してあげる方法。

①のやり方に関しましてはこちらの記事を参考にしてください。

では、この②のやり方を少し説明していきますと、色の色相環で見た際にオレンジ色の反対色は青色になります。

なのでオレンジ色を消す際に必要となってくるのが青色のカラー剤(アッシュ系)なのですが、通常のアッシュ系のカラー剤だけを使用してもどうしてもオレンンジがかった仕上がりとなってしまいます。

なので、ここで使用するアッシュ系のカラー剤がアクセントカラー(別名直接染料ともいう)のBlueというカラー剤を使用いたします。

このアクセントカラー剤の特徴としては

・髪を明るくする力はない

・カラー剤の中に余計な色素(茶色)が入っていない

・色がそのまま出る

という特徴を活かします。

※ちなみに誤解されやすいですが、このアクセントカラーはマニキュアではありません。

マニキュアは酸性カラーでダメージがありませんが、アクセントカラーはアルカリ性の分類に属しますので髪に多少ダメージを与えます。

なのでカラー剤の配合は、髪を明るくするカラー剤(大体9~12レベルくらいのカラー剤)と先ほど説明したアクセントカラーのBlueを混ぜて塗ればオレンジ色を削りながら髪を綺麗なグレージュ系の染めることが可能です。

文章で書くと少しややこしいので、こちらの動画を参考にしてください。

こちらのお客様は染める前の状態が少しオレンジ色に退色をしてました。

前回カラーされたのは約1ヶ月半前です。

この状態から、アディクシーカラーの10レベルのサファイアというアッシュ系のカラー剤と同じく10レベルのアメジストという紫系のカラー剤、そして先ほどお伝えしたアクセントカラーのBlueを混ぜて染めております。

このようなカラーのレシピですと、髪のオレンジ味をしっかり青のカラーで削りながら、さらに紫色のカラー剤で黄色味を削っていきます。

そしてとどめにある程度の明るさが欲しいので、10レベルの明るさのカラー剤をミックスして使用しております。

ですが、ここで難しいのがただ単純にBlueを入れればいいってものではないのです。

アクセントカラーの難しいところは、髪にダイレクトにその色が入ってしまう事!

つまり多く入れすぎてしまいますと、青々しい、どちらかというとダークアッシュみたいな仕上がりになってしまいます。

こちらのお客様は、ご希望に沿ってダークアッシュに染めさせていただいております。

とても綺麗なダークアッシュに仕上がっております。

上の照明でトップだけグレーっぽくも見えてますね。

このような色の方が好きな方にはオススメですよ。

ですので、このアクセントカラーの配合量に関しましては十分な知識が必要となってきますので、是非お安心して任せられる美容師さんにお願いしましょうね。

まとめ

今回は髪がオレンジ色になってしまうメラニン色素のお話や、オススメのカラーレシピなどをお伝えさせていただきました。

・オレンジ色になってしまうのはもともと持っているユーメラニンやフィオメラニンなどの髪に含まれているメラニン色素が関係してくる。

・その状態の髪にあったカラー剤を配合しないと、染めたてでもオレンジ色に仕上がってしまう。

・最後は美容師さんのカラー知識と使用するカラー剤、そして塗布するカラー剤の分量とテクニック。

・あとは美容師さんがどれだけの熱量でお客様の髪を綺麗にするという気持ちでやるか!

単純にブリーチやケアブリーチをすれば髪のオレンジ味は消えます。

(もちろんブリーチにも理論、塗布テクニックがいりますので塗り方としてはとても大事。)

ですがブリーチのデメリットとしては髪のダメージと退色の速さ。

ブリーチの回数が多ければ多いほど色は綺麗に入りますが、それに比例して色も落ちやすくなってしまう。

だけどブリーチしたくないという方は②のやり方で染められるという事を知っていただければとても嬉しいです。

今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

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田中  慎一

田中  慎一

トップディレクターfelice
美容師歴15年目。地元滋賀県の美容室を1店舗経験後、24歳の時に東京に上京と同時に表参道某有名サロンに入社。その後スタイリストを7年経験し表参道、青山、新宿で活躍。確かな技術と豊富な知識で数多くのお客様から支持されている。 メンズカット、小顔カット、ダブルカラーや特殊パーマが得意。 現在は新宿3丁目のfeliceでトップディレクターとして活躍中。 一流の技術でお客様をより一層素敵にいたします。

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