白髪を明るく綺麗に染める知っておきたい3つのやり方!?

こんにちは!
新宿で働くフリーランス美容師の田中慎一です。
是非インスタフォローよろしくお願いします。
目次
白髪を明るくするやり方をご紹介!
今回は白髪を明るく染めるやり方をご説明します。
年齢と共に出てくる髪の悩みの一つ、白髪があります。
若い方でも最近はチラチラ出ている方もいらっしゃいますので、今回のブログも老若男女の皆様が楽しんで見てもらえたらと思ってますので、最後までお付き合い頂けると光栄です!
なんで白髪が生えるのか!?
まず、なぜ黒い髪の毛が白くなっていくかご存知ですか?
主な原因として科学的な根拠はないみたいなんです!
主な原因と致しましては、年齢と共に生えてくる加齢タイプ。
生活習慣の乱れ(睡眠不足や栄養不足、タバコ、)やストレスなどで生えてくる、生活習慣タイプ。
遺伝の影響による、遺伝タイプなどが多いです。
また、最近では若い方(20代前半の方)も生えている方が多くなってきてます。
もともと髪の毛というのはメラニン色素という髪の毛の黒の色を作る細胞から色が作られます。
白くなってしまうのは、髪を黒くするメラニン色素の細胞が壊死してしまっているので、髪の毛に色が付かないで生えてくるという事になり、これがいわゆる白髪が出来るメカニズムとも言われております。
また、よく白髪を抜くと増えるといわれておりますが、これは白髪の髪の毛を抜くことによって頭皮にダメージを与えてしまい、他の健康な髪の毛の頭皮の部分に悪影響を与えてしまい、他の頭皮の部分にもダメージが加わりメラニン色素が形成されなくなるので髪が白くなると言われております。
ですが、これも絶対ではなく、中には白髪が生えてこない方もいらっしゃるみたいなので個人差があります。
まぁ、どちらにせよ抜く行為というのはあまりよろしくないので気になる方は、根本のほうから切ってあげましょうね!
詳しくは下記のブログに掲載しておりますので参考にしてみてください。
ここからが美容室で行うテクニックです!
さぁ、前置きが長くなりましたが、白髪を明るく染めていくやり方をご説明していきます。
まず、先にお話しいたしますと、白髪というのは明るい薬剤(おしゃれ染めカラーで8レベル以上)ではほぼ全く染まりません!
仮に明度が高い薬剤で染めたとして色が入ったとしてもすぐに落ちます!
なぜか!!?
それは白髪が一番明るい色だからです!
そして白髪は透かして見ると半透明な状態になっております。
つまり、白髪を透明なセロファンテープとイメージしてみましょう!
白髪に明るいカラー剤を塗るという行為は透明のセロファンテープに、明るめの色(例えば黄色とか)の水性マジックで色を塗った状態です。
水性のマジックだとセロファンテープに文字を書いてもうまく書けなかったり、洗ったり、手でこすったりするとすぐに落ちてしまいますよね。
このような現象が、白髪の場合では起こるのです。
逆に水性ではなく油性マジックを使えばいいじゃんとなるのですが、セロファンテープに油性のマジック(マッキーとか)を塗ると色がものすごく濃くしっかりと描けますよね。
白髪染めで使用するカラー剤の中には、髪の毛をしっかりと黒に染める成分が入っております。
だって白髪染めですから白い髪をしっかりと染めないとダメですよね!
なので、仕上がりがおしゃれ染めで染めたより黒く染まってしまうのです。
ここでおさらいなのですが、おしゃれ染めカラーの7レベルと白髪染めの7レベルでは仕上がりに違いが出てきます。
勘の良い方ならわかりますが、白髪染めの7レベルを使うと思ったより暗くなります。
(※メーカーやもともとの白髪の多さにより異なります)
では白髪染めの8番使えば良いじゃんとなった際、これが厄介なことにカラー剤の(メーカーにもよりますが)8レベルの白髪染めはほぼ白髪の部分には染まりません。
(厳密に言うと他の髪の毛より、色が浮いた感じになる状態、、、)
入ったとしても、先ほどのセロファンのお話しですぐに色が落ちてしまいます。
白髪の部分の色が落ちたら、今度は光の関係でさらに白髪の部分がギラギラして目立ってしまいます。
こうなってしまっては元も子もありません!
だったら思ってる以上に髪を染める際は暗くしないといけないのかと言いますと、そうでもありません。
髪の毛を明るく染めていき、尚且つ白髪の髪の毛も綺麗に染めれるやり方はいくつかあります。
その中でオススメなやり方3つを紹介いたします。
①まずはハイライトを部分的に入れていくやり方。
このやり方は、まず根本は通常の白髪染めで染めていきます。
この際、使用する薬剤は白髪染めの中でもちゃんと染まってやや明るくなったかなと感じる6〜7レベルで染めます。
そして根本を塗ったら、明るさを出したい部分にハイライトを入れていきます。(主に表面だけ入れる方が多いです。)
ここで使用するハイライトの薬剤はファッションカラーに少しのブリーチまたは脱染剤を混ぜて塗っていきます。
なぜここでブリーチや脱染剤を使用するかというと、白髪染めを行っている髪の毛は髪の中に黒の色素が濃ーーーく入っております。
その濃く入っている黒の染料というのはなかなか落ちないものです。
さらに黒の部分は通常のカラー剤(ファッションカラーの一番明るいもの13レベルのものでも)では全く反応せず、明るくする事はかなり難しくなります。
いわば白髪染めは、黒染めみたいなものです。
なので部分的に髪の毛を明るくするハイライトが効果的。
そして、同時進行で残りの髪の毛を染めていきます。
その後シャンプー台でハイライトの部分に色を入れたり、もう一度お席で染めていきます。
このようなイメージですね。
続いて2つ目
2つ目は部分的にある白髪だけを黒く染めて、他の部分を明るくするやり方です。
先ほどのやり方とは逆のやり方になります。
文字通り、白髪の部分だけをすくってあげて白髪染めを行います。
そして残りの髪の毛は明るいカラー剤で染めてしまえばオッケイ!
仕上がりもそんなに差が出ず目立たないので安心です。
ただしこのやり方はお客様の髪の白髪の量が20%以下の場合に適用されます。
あまりにも多すぎると時間がかかりすぎてかえって効率が悪くなってしまいます。
また、もともとの髪の状態もやや明るい状態だと発色が綺麗に染まりますので、白髪の生え始めの方にオススメんやり方となっております。
※僕自身はこのやり方で白髪の部分だけを染めて他は明るいカラー剤で染めております。
最後3つ目のやり方
最後は特殊なカラー剤をおしゃれカラー剤に混ぜて染めるやり方です。
特殊なカラー剤って何?
ということなのですが、WELLAから出ているディープブースターというカラー剤を使用いたします。
このカラー剤の特徴が、通常のファッションカラーに対して10%〜50%混ぜて使用する薬剤となっております。
※実際に染める前と染めた後の画像がこちら!
Before
※拡大した画像
染める前の状態では、全体に30〜40%白髪がある状態です。
根本は9レベルのアッシュブラウンにディープブースターを約50%混ぜて染めております。
毛先の部分は明るい10レベルのカラー剤にディープブースターを10%混ぜて使用(毛先は根本に比べて白髪が目立たっていないのと、ディープブースターを入れすぎると濃くなり髪が暗くなりやすくなる為)
※ディープブースターの配合量はお客様の白髪の量や、明るくされたい明度によって変えて行きます。
染め上がりがこちら!
拡大した画像
これがいいところは、明るくしたいけど明るい明度の薬剤だけでは染まらない白髪を、このディープブースターを少し混ぜることにより、白髪を明るく染めることが可能なのです。
なので、時間もかからず、髪に負担をかける事なく染めていきますので時間がない方にもオススメです!!
ただし!!
染める前がかなり黒い場合(4レベル以下)で髪を明るくされたい際は、髪全体を脱染剤で一度明るくされて、その後ご希望のカラー剤を染める事をお勧めいたします。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
・ハイライトを入れて部分的に明るくする方法
・白髪の部分を、部分的に白髪染めを行い、残りはファッションカラーで明るく行う。(白髪の%が20%以下がベスト)
・ディープブースターとおしゃれカラー剤を混ぜて、明るく染めていくやり方!
多くのお客様が白髪を明るくされたいと思っていらっしゃるはず。
最近ではこのような白髪を明るくするやり方が増えてきましたので、おしゃれの幅が広がったと思います。
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